XMではシルバー(SILVER)をCFDで取引できます。レバレッジは最大400倍、KIWAMI極口座では1ロットあたり5,000オンスと大きいため、ゴールドなどの貴金属投資に慣れている方でも事前に特徴を理解しておきましょう。
この記事では、実際にXMでシルバーを取引している筆者が、取引条件から証拠金計算、注意点まで詳しく解説します。
- XMシルバーの基本情報と取引条件
- 口座タイプ別スプレッド・スワップ比較
- 必要証拠金の計算とロット別早見表
- 1ドル動いたらいくら儲かる?損益計算
- シルバー取引におすすめの口座タイプ
- 実際に取引してわかった注意点
XMのシルバー(SILVER)の基本情報
XMでシルバー取引を始める前に、基本的な情報を押さえておきましょう。
銘柄名・シンボル

XMでのシルバーのシンボル名は「SILVER」です。他社では「XAGUSD」と表記されることが多いですが、XMでは口座タイプによって以下のように異なります。
| 口座タイプ | シンボル名 |
|---|---|
| スタンダード口座 | SILVER |
| マイクロ口座 | SILVERmicro |
| KIWAMI極口座 | SILVER# |
| ゼロ口座 | SILVER. |
MT4/MT5で銘柄を探す際は、「Spot Metals」または「貴金属」のカテゴリから見つけられます。
取引時間
XMのシルバーは平日ほぼ24時間取引可能ですが、早朝にメンテナンス時間があります(ゴールドと同じ)。
| 期間 | 取引時間(日本時間) |
|---|---|
| 夏時間(3月〜11月) | 月曜 07:05 〜 土曜 05:50 |
| 冬時間(11月〜3月) | 月曜 08:05 〜 土曜 06:50 |
※毎日早朝に約1時間のメンテナンス休止あり
シルバーの値動きの特徴
シルバーはゴールドと連動しやすいという特徴があります。ゴールドが上がればシルバーも上がる傾向があり、相場の方向性を読む際の参考になります。
ただし、ボラティリティ(価格変動の大きさ)はゴールドよりも高めです。世界金協会(WGC)が2026年3月に公表した分析では、銀のボラティリティは金のおよそ2倍とされています。短期間で大きく動くため、利益を狙える反面、損失も大きくなりやすい点に注意しましょう。
出典:世界金協会「Gold the safe haven versus silver the wildcard」(2026年3月18日)。ボラティリティの比較は同資料のChart 7(1991年1月〜2026年3月の分析)に基づきます。

取引条件|スプレッド・レバレッジ・スワップ
XMシルバーの取引条件を口座タイプ別に解説します。
スプレッド比較
自社のMT4実測による平均スプレッドで、XMの口座タイプを比較します。ゼロ口座は取引手数料が別途かかるため、スプレッドと手数料の合計で確認しましょう。
| 口座タイプ | 平均スプレッド |
|---|---|
| スタンダード口座 | 3.3pips |
| マイクロ口座 | 3.3pips |
| KIWAMI極口座 | 2.4pips |
| ゼロ口座 | 1.8pips |
出典:当サイト「XMスプレッド一覧」のMT4・1週間計測値。計測年月日は元記事に記載されていません。
シルバー価格90ドル、取引数量5,000オンスで計算すると、取引コストは以下のとおりです。1pip=0.01ドルなので、1pip分のコストは50ドルになります。
| 口座タイプ | スプレッド分 | 往復手数料 | 合計 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 165ドル | 無料 | 165ドル |
| KIWAMI極 | 120ドル | 無料 | 120ドル |
| ゼロ | 90ドル | 45ドル | 135ドル |
ゼロ口座のシルバーは、1ロット(5,000オンス)の往復手数料を「シルバー価格×50%」で計算します。この例では90ドル×50%=45ドルです。計算方法の詳細は「XMの取引手数料」で解説しています。
この条件では、往復手数料を含めるとKIWAMI極口座が最も低コストです。ゼロ口座はスプレッドだけなら狭いものの、合計ではKIWAMI極口座より15ドル高くなります。
レバレッジ
XMシルバーの最大レバレッジは全口座タイプ共通で400倍です。ゴールドは最大1,000倍ですが、ゼロ口座は最大500倍です。同じ取引金額なら、最大レバレッジが低いシルバーの方が必要証拠金は多くなります。
| 銘柄 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| シルバー | 400倍 |
| ゴールド | 1,000倍(ゼロ口座は500倍) |
スワップポイント
スタンダード・マイクロ・ゼロ口座では、シルバーのポジションを翌日に持ち越すとスワップが発生します。KIWAMI極口座のシルバーはスワップフリーです。
| 区分 | 買い(ポイント) | 売り(ポイント) |
|---|---|---|
| XMの自社取得値 | -20.39 | +4.39 |
| KIWAMI極口座 | 0 | 0 |
出典:当サイトの海外FXスワップ比較(CFD銘柄→XAGUSD)。実口座から毎日取得しているXMの表示値です。スワップ値は日々変わるため、取引前には利用口座のMT4/MT5でも確認してください。
シルバーはUSD建てなので、スワップは米ドルの金利動向などに影響されます。数日〜数週間買いポジションを持つ場合は、マイナススワップの積み重なりもコストに含めて考えましょう。
1ロット=5,000オンス、1ポイント=0.001ドルの場合、1日分のスワップは次の式で計算できます。
5,000オンス × 0.001ドル × スワップ値 × ロット数 = 1日分のスワップ(USD)
上の自社取得値で1ロットを保有した場合、買いは101.95ドルの支払い、売りは21.95ドルの受け取りになります。
| ポジション | 計算式 | 1日分(USD) |
|---|---|---|
| 買い | -20.39 × 5 | -101.95ドル |
| 売り | 4.39 × 5 | +21.95ドル |
0.1ロットなら上記の10分の1です。日本円に換算する場合はUSD/JPYのレートを掛けます。また、日本時間の木曜早朝は通常3日分が付くため、買いポジションの保有コストにも注意してください。
シルバーの証拠金計算とロット別早見表
以下は、KIWAMI極口座のSILVER#(1ロット=5,000オンス)を、レバレッジ400倍で取引する場合の計算です。
必要証拠金は、取引数量・銘柄価格・適用レバレッジで決まります。ゴールドとの比較も、それぞれの条件を使って計算します。
証拠金の計算方法
シルバーの必要証拠金は以下の計算式で求められます。
ロット数 × 5,000オンス × 現在価格 ÷ 400(レバレッジ)
例:シルバー価格が$90のとき、0.1ロット取引する場合
0.1 × 5,000 × $90 ÷ 400 = $112.5(約16,900円)
ロット別の必要証拠金早見表
シルバー価格$90、1ドル=150円で計算した日本円換算の早見表です。
| ロット数 | 必要証拠金(USD) | 必要証拠金(円) |
|---|---|---|
| 0.01 | $11.25 | 約1,700円 |
| 0.05 | $56.25 | 約8,400円 |
| 0.1 | $112.5 | 約16,900円 |
| 0.5 | $562.5 | 約84,400円 |
| 1.0 | $1,125 | 約168,800円 |
※価格変動により証拠金は変わります
XMの証拠金計算ツール
正確な証拠金を知りたい場合は、証拠金計算ツールが便利です。
オリジナルで作成したので使ってみてください。公式サイトの計算機よりも使いやすいと思います。
シルバーの損益計算|1ドル動いたらいくら儲かる?
シルバーは値動きが激しいため、「いくら動いたらいくら儲かるのか」「いくら逆行したらロスカットされるか」を把握しておきましょう。
損益計算式
KIWAMI極口座のSILVER#(1ロット=5,000オンス)の損益は、以下の計算式で求められます。
ロット数 × 5,000オンス × 価格変動幅(ドル)
例:0.1ロットの買いポジションを保有中にシルバー価格が$1上昇した場合
0.1 × 5,000 × $1 = $500
1ドル変動時の損益早見表
1ドル=150円で計算した場合の目安です。
| ロット数 | 1ドル変動時の損益 |
|---|---|
| 0.01 | $50(約7,500円) |
| 0.05 | $250(約37,500円) |
| 0.1 | $500(約75,000円) |
| 0.5 | $2,500(約375,000円) |
| 1.0 | $5,000(約750,000円) |
シルバーは1日で数ドル動くこともあるため、少ないロット数でも大きな損益になります。
ロスカットまでの計算例
XMのロスカット水準は証拠金維持率20%です。
例えば、口座残高10万円で0.1ロット取引した場合:
- 必要証拠金:約16,900円
- ロスカットライン:16,900円 × 20% = 約3,380円
- 許容できる損失:100,000円 − 3,380円 = 約96,600円
0.1ロットで1ドル動くと約75,000円の損益なので、この場合は約1.3ドル逆行するとロスカットされます。シルバーで1〜2ドルの変動は珍しくありません。余裕を持った資金管理を心がけましょう。
損益・ロスカット計算ツール
XMでの損益計算は、オリジナルで作成したXM計算機が便利なので使ってみてください。
シルバーの取引におすすめの口座タイプ
XMでシルバーを取引するなら、KIWAMI極口座かスタンダード口座がおすすめです。
KIWAMI極口座がおすすめな人
- スプレッドを抑えたい人
- スワップを気にせず中長期で保有したい人
- 取引コスト重視の人
KIWAMI極口座のシルバーはスワップフリーです。数日〜数週間ポジションを保有し、スワップの負担を抑えたい人に向いています。
スタンダード口座がおすすめな人
- ボーナスを活用したい人
- XMポイントを貯めたい人
- 初めてXMを使う人
スタンダード口座は入金ボーナスの対象です。ボーナスを証拠金に利用できる点がメリットです。
口座タイプ比較表
| 項目 | KIWAMI極口座 | スタンダード口座 |
|---|---|---|
| 平均スプレッド (自社実測) | 2.4pips | 3.3pips |
| スワップ | フリー | あり |
| 入金ボーナス | × | ○ |
| XMポイント | ○(約4分の1) | ○ |
コスト重視ならKIWAMI極口座、ボーナス重視ならスタンダード口座を選びましょう。
シルバーのXMP獲得量は、同じ取引量・ステータス・自己資金比率で比べると、KIWAMI極口座はスタンダード口座の約4分の1です。
迷ったら両方開設して使い分けるのもありです。XMでは1アカウントで最大8口座まで保有できます。
シルバー取引を始める手順
XMでシルバー取引を始めるまでの流れを解説します。
1. XMで口座開設
まずはXMで口座を開設します。アカウント登録を行いましょう。
シルバー取引にはKIWAMI極口座かスタンダード口座がおすすめです。口座開設は5分ほどで完了します。
具体的な口座開設方法は以下の記事で解説しています。
2. 本人確認書類を提出
口座開設後、本人確認書類(身分証明書・住所確認書類)を提出します。
審査は通常1営業日以内に完了します。
3. 入金する
本人確認が完了したら、取引資金を入金します。
XMでは銀行振込、クレジットカード、仮想通貨(クリプト)など複数の入金方法に対応しています。
入金方法に迷ったら以下の記事を参考にしてください。
4. MT4/MT5でシルバーを表示
XMのMT4/MT5は公式サイトメニュー内「プラットフォーム」でダウンロード可能です。

MT4/MT5のダウンロード・インストールのやり方は以下の記事を参考にしてください。
インストールを行ったら、MT4またはMT5を起動してシルバーを気配値に追加してチャートを表示します。
シルバーは「Spot Metals」または「貴金属」カテゴリ内にあります。口座タイプによってシンボル名が異なるので注意してください。

5. 取引開始
シルバーのチャートを開き、ロット数を指定して注文を出せば取引開始です。
最初は0.01ロットの少額から始めて、値動きの感覚をつかむことをおすすめします。
MT4/MT5の使い方に迷ったら以下のカテゴリー記事を参考にしてください。
実際に取引してわかった注意点【体験談】
ここからは、筆者が実際にXMでシルバーを取引して感じた注意点をお伝えします。
ゴールドの感覚で取引すると危険
シルバーはゴールドと連動しやすいですが、筆者はゴールドよりも値動きが激しいと感じています。
KIWAMI極口座では、シルバーは1ロット=5,000オンス、ゴールドは100オンスです。1ドルの値動きに対する損益も異なります。
ゴールドと同じロット数で取引すると、想定以上の損益になることがあります。最初は0.01ロットから始めて、値動きの感覚をつかんでください。
ゴールドよりもスプレッドが広がりやすい
シルバーはゴールドに比べて流動性が低く、スプレッドが広がりやすい傾向があります。
特に早朝のメンテナンス前後や、重要指標発表時はスプレッドが大きく広がります。
日本時間の早朝6〜7時(夏時間)は注意が必要です。この時間帯のエントリーは避けた方が無難です。
長期保有ならKIWAMI極口座一択
シルバーのロングは基本的にスワップがマイナスになります。
数日〜数週間ポジションを保有する場合、スワップコストがとても高くなるので長期保有を考えているなら、スワップフリーのKIWAMI極口座を選びましょう。
XMでシルバー取引を始めたキッカケ
筆者は普段、主にゴールド(XAUUSD)を取引していますが、シルバーに興味を持ったきっかけは、ペーパーシルバーの問題を知ったことでした。
ペーパーシルバーは、先物やETFなど、銀を金融商品として取引する仕組みを指す呼び方です。現物の裏付けの有無は商品によって異なります。筆者が気になったのは、金融市場での取引規模と現物の供給量の関係でした。
そこで、中長期的にシルバーが値上がりするだろうと考え、現物を買ってみようかと考えましたが、銀の保管の難しさやスプレッドを考慮するとCFDの方が個人には扱いやすいという結論に至りました。
普段からXMのMT5でCFDを取引しているので、そこまで難しくありませんでしたが、最初はロット数の感覚を掴むのが大変かもしれません。0.01ロットで始めるのがおすすめです。
XMシルバー取引に関するよくある質問(FAQ)
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