XMのゼロ口座はスプレッドが狭いと聞くけれど、手数料を払ってまで選ぶ価値があるのか迷いますよね。
XMゼロ口座は、最小0.0pipsからのスプレッドに、10万米ドルの取引ごとに往復10米ドルの手数料が加わる口座です。表示スプレッドだけでは、実際の取引コストは判断できません。
この記事では、TR-MATEが計測した平均スプレッドに取引手数料を加えて、KIWAMI極口座・スタンダード口座と比べます。手数料の計算方法やMT4/MT5での確認方法、ゼロ口座が合う人も整理します。
- スプレッドと手数料の仕組み
- KIWAMI極・スタンダードとの差
- 手数料の計算と確認方法
- 向いている人・向かない人
- ゼロ口座を追加する方法
XMゼロ口座とは?他の口座タイプとの違い
XMゼロ口座は、表示スプレッドを狭くする代わりに取引手数料がかかる口座タイプです。最大レバレッジは500倍で、入金ボーナスとXMポイントは対象外です。

| 比較項目 | ゼロ | スタンダード | マイクロ | KIWAMI極 |
|---|---|---|---|---|
| 公式の最小スプレッド | 0.0pips | 1.0pips | 1.0pips | 0.6pips |
| 取引手数料 | 10万米ドルの取引ごとに往復10米ドル | 無料 | 無料 | 無料 |
| 最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
| 1ロットの通貨量 | 10万通貨 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 |
| 入金ボーナス | 対象外 | 対象 | 対象 | 対象外 |
| XMポイント | 対象外 | 対象 | 対象 | 対象 |
個人的には、ゼロ口座を「スプレッド0pipsの口座」と見るより、「手数料を別に払う代わりにスプレッドが狭い口座」と見たほうが、ほかの口座と比べやすいと思います。
ゼロ口座のメリット・デメリット
- 公式の最小スプレッドが4口座で最も狭い
- 取引手数料が別建てで、取引コストを管理しやすい
- スキャルピングもできる
- 取引手数料がかかり、記事内の計測では手数料込みのコストがKIWAMI極口座より高い
- 入金ボーナスとXMポイントの対象外
- 最大レバレッジは500倍
- 仮想通貨とテーマ型指数は取引できない
ゼロ口座が向いている人・向いていない人
ゼロ口座が向いているのは、ボーナスより表示スプレッドの狭さを重視し、最大500倍のレバレッジで足りる人です。
XMの口座タイプ比較では、筆者がおすすめする口座としてスタンダード口座とKIWAMI極口座を挙げています。ゼロ口座は、手数料を分けて管理したい人向けの選択肢と考えておくとよいでしょう。
XMはスキャルピングを禁止していないため、ゼロ口座でもスキャルピングはできます。ただし、取引回数が多いほど往復の手数料もかさむので、口座を選ぶときは手数料込みのコストで比べましょう。
- 表示スプレッドの狭さを重視する人
- 取引手数料を分けて管理したい人
- 最大500倍のレバレッジで十分な人
- 入金ボーナスやXMポイントを利用したい人
- 最大1,000倍のレバレッジを使いたい人
- スプレッドと手数料を合計したコストを抑えたい人
XMゼロ口座と他口座タイプの取引条件を比較
ゼロ口座を選ぶ前に、スプレッドと手数料を合計した取引コスト、ボーナス、最大レバレッジを比べておきましょう。TR-MATEが計測した3銘柄では、手数料を含めた実質コストはKIWAMI極口座がゼロ口座より低い結果でした。
平均スプレッドと実質コストの比較
ゼロ口座は表示スプレッドが狭い一方、取引額に応じた手数料が加わります。実質コストは、平均スプレッドと手数料の合計で比べる必要があります。
| 銘柄 | スタンダード/マイクロ | KIWAMI極 | ゼロのスプレッド | ゼロの手数料相当 | ゼロの合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 2.37pips | 1.27pips | 0.12pips | 1.44pips | 1.56pips |
| EURUSD | 1.90pips | 1.10pips | 0.00pips | 1.12pips | 1.12pips |
| GOLD | 3.74pips | 2.19pips | 1.46pips | 2.51pips | 3.97pips |
出典:TR-MATE「海外FX業者のスプレッド一覧」の平均値(2026年10月7日確認)。手数料相当額をpipsへ換算して加算しています。
今回確認した3銘柄では、KIWAMI極口座の実質コストが最も低い結果でした。正直なところ、手数料を足すとゼロ口座は「0.0pips」の印象ほど安くはありません。
TR-MATEは主要業者のスプレッドを毎日自動で計測し、比較を更新しています。ゼロ口座は、狭い表示スプレッドを重視する場合や、取引手数料を分けて管理したい場合に候補になります。
ゴールドやシルバーも取引できる

XMのゼロ口座は、通貨ペア・ゴールド・シルバーを狭い表示スプレッドで取引できます。株価指数やエネルギーなども取引できますが、仮想通貨(暗号資産)とテーマ型指数は対象外です。
ただし、記事内の計測では、ゴールドの手数料込みコストはゼロ口座が3.97pipsで、スタンダード口座の3.74pipsより高い結果でした。

ゴールド・シルバーのほか、株価指数やエネルギーのスプレッドも口座タイプによって異なります。なお、KIWAMI極口座では、暗号資産デリバティブ・株価指数・エネルギーにも極スプレッドが適用されます。
入金ボーナスとXMポイントは対象外

XMのボーナスのうち、ゼロ口座で受け取れるのは新規口座開設ボーナスだけです。
XMは「入金ボーナス・XMポイント(XMP)」も提供していますが、ゼロ口座はどちらも対象外です。両方を利用したい方は、スタンダード口座やマイクロ口座を追加しましょう。KIWAMI極口座もXMPを獲得できますが、XMPを取引ボーナスに交換する場合の受取先はスタンダード・マイクロ口座です。
| 口座タイプ | ||||
|---|---|---|---|---|
| ボーナス名 | Standard | Micro | KIWAMI | Zero |
| 口座開設ボーナス | ||||
| 100%+20%入金ボーナス | ![]() | ![]() | ||
| ロイヤルティプログラム | ![]() | |||
| 友人紹介プログラム | ![]() | ![]() | ||
最大レバレッジは500倍でロスカット水準は20%
最大レバレッジは、ゼロ口座が500倍、スタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座が1,000倍です。ロスカット水準は全口座共通で証拠金維持率20%、マージンコールは50%です。
ゼロ口座は最大500倍なので、ほかの口座と同じ取引量で注文すると、必要証拠金は1,000倍の口座の2倍になります。
| ZERO | その他口座 | |
|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 |
| ロスカット水準 | 20% | |
| マージンコール | 50% | |
レバレッジ規制は8万ドルから
XMでは、保有するすべての口座の合計有効証拠金が4万ドルを超えると、レバレッジが段階的に制限されます。
ただし、ゼロ口座はもともとの最大レバレッジが500倍なので、有効証拠金が8万ドルを超えるまで追加の制限はかかりません。
| 有効証拠金 | ゼロ口座 | その他口座 |
|---|---|---|
| $40,000以下 | 500倍 | 1,000倍 |
| $40,001~$80,000 | 500倍 | |
| $80,001~$200,000 | 200倍 | |
| $200,000以上 | 100倍 | |
ゼロ口座の取引手数料の仕組みと計算方法
ゼロ口座の取引手数料は、取引額10万米ドルごとに往復10米ドルで、MT4はエントリー時に往復分、MT5はエントリー時と決済時に片道分ずつ差し引かれます。
ゼロ口座の取引手数料はいくら?
ゼロ口座の取引手数料は、1ロット一律10米ドルではなく、銘柄の契約サイズと価格から求めた取引額によって変わります。
往復手数料は、次の式で計算できます。
契約サイズ × ロット数 × 米ドル換算レート × 0.01%
| 銘柄 | 1ロットの取引額 | 往復手数料 |
|---|---|---|
| USDJPY | 10万米ドル | 10米ドル |
| EURUSD | 10万ユーロを米ドル換算 | EURUSDレートに応じて変動 |
| GOLD | 100オンスを米ドル換算 | 金価格に応じて変動 |
| SILVER | 5,000オンスを米ドル換算 | 銀価格に応じて変動 |
ロット数を2倍にすると手数料も2倍になります。たとえばEURUSDのレートが1.10なら、1ロットの取引額は11万米ドルなので、往復手数料は11米ドルです。
円換算額は、手数料が発生した時点の為替レートで変わります。ゴールドは金価格が上がるほど1ロットの手数料も高くなるので、ゴールド中心に取引するなら、手数料込みのコストを先に確かめておくと安心です。
ゼロ口座の取引手数料が徴収されるのはいつ?
ゼロ口座の取引手数料は、エントリーと決済のそれぞれで発生しますが、MT4の場合、エントリー時に往復分が一括で徴収され、MT5の場合、片道ずつ徴収される仕組みになっています。
MT4の取引手数料は「エントリー時のレート」で決まり、MT5の取引手数料は「エントリー時と決済時のそれぞれのレート」で決まるため、MT4/MT5で取引手数料にわずかな差が生じます。
MT4/MT5の取引手数料に有利不利はある?
MT4/MT5で取引手数料の徴収タイミングが違うので、どちらが有利か気になる人もいると思います。
レートがどう変動するかによって、MT4とMT5のどちらの取引手数料がお得かは変わります。
エントリー時のレートより決済時のレートが高い場合:MT4が有利
エントリー時のレートより決済時のレートが低い場合:MT5が有利
MT4/MT5の取引手数料の違い調査結果
MT4とMT5の取引手数料の比較
以下の画像は、MT4とMT5でUSDJPYを1ロットずつ、同時にエントリー・決済した際の取引履歴です。

1.「106.147」で買いエントリー
・取引手数料は往復分1,061円で確定10米ドル(往復手数料)×106.147(為替レート)=1061.47円
・この時点で残高には変化無し
2.「106.461」で決済
・取引損益からエントリー時に確定した往復分の取引手数料を差し引いた31,185円が残高に付与
31,400円(利益)+846円(スワップ)-1,061円(手数料)=31,185円(合計損益)
1.「106.147」で買いエントリー
・取引手数料の片道分531円が確定5米ドル(片道手数料)×106.147(為替レート)=530.735円
・残高から531円を徴収
2.「106.461」で決済
・取引手数料の片道分「532円」が確定5米ドル(片道手数料)×106.461(為替レート)=532.305円
・取引損益から片道分の取引手数料を差し引いた31,714円が残高に付与
31,400円(利益)+846円(スワップ)-532円(手数料)=31,714円
・ここではエントリー時の取引手数料5米ドル分が含まれていない
エントリー時の取引手数料5米ドルを含めると、今回の取引全体の損益は31,183円
※端数は小数点第一位で四捨五入されている
- 獲得pips:31.4pips
- 為替損益:31,400円
- MT4の取引手数料:1,061円
- MT5の取引手数料:1,063円
- MT4/5での取引手数料の差:2円
今回の取引では、エントリーから決済までに「31.4pips」上昇した結果、MT5では取引手数料が「2円」高くなりました。
目安としては「レートが20pips上昇するごとに、取引手数料が約1円高くなる(1ロット取引につき)」としておけば覚えやすいでしょう。
ただし、取引手数料がJPYに換算される際、端数は小数点第一位で四捨五入されるため、今回の取引のように若干の誤差が生じる点にご留意ください。

筆者が試したところ、1ロット取引でレートが10pipsほど動いた場合でも、取引手数料の差は1円ほどだったので、過度に心配する必要はないと思います。
MT4/MT5でゼロ口座の取引手数料を確認する方法
ゼロ口座の取引手数料はMT4とMT5で徴収されるタイミングが違うので、それぞれ確認方法が異なります。
MT4で取引手数料を確認する方法
MT4の取引手数料は、現在保有中のポジションと決済したポジションで確認方法が異なります。
保有中のポジションの手数料を確認する方法
保有中のポジションで発生している取引手数料は、「取引画面(トレード画面)」から確認できます。
「トレード画面」で手数料を確認したいポジションをタップすると取引手数料が表示されます。


決済したポジションの取引手数料を確認する方法
決済したポジションにかかった取引手数料は、「履歴」から確認できます。
決済したポジションの取引手数料は「履歴」に表示されています。

PC版MT4に手数料が表示されていない場合の対処法
PC版MT4で取引手数料を表示するためにはあらかじめ自分で設定しておく必要があります。

「口座履歴」→「ターミナル上」で右クリック→「手数料」をクリック→手数料が表示されます
MT5で取引手数料を確認する方法
MT5では、エントリー時と決済時に片道分ずつ手数料が反映されます。決済したポジションの手数料は、次の画面で確認できます。
決済したポジションの取引手数料は「履歴」に表示され、画面上部には合計の取引手数料、画面下部にはポジション毎の手数料が表示されます。

ゼロ口座の取引手数料は経費にできる
ゼロ口座の取引手数料は、確定申告で取引にかかった経費として計上できます。MT4・MT5やXM会員ページから取引履歴を保存し、金額を確認できるようにしておきましょう。
XMゼロ口座と他社の低スプレッド口座を比較するポイント
低スプレッド口座を比べるときは、表示スプレッドだけでなく取引手数料を加えた実質コストで判断するのが基本です。手数料の計算方法は業者や銘柄によって異なるため、同じロット数でも負担額が同じとは限りません。
- 平均スプレッドと取引手数料の合計
- よく取引する銘柄の契約サイズ
- レバレッジ・ボーナス・最低入金額
XMゼロ口座が常に最安とは限りません。現在の各社スプレッドと手数料は「海外FX業者のスプレッド一覧」で確認できます。
迷ったら、よく取引する銘柄を1つに絞って、手数料込みのコストを比べてみてください。比べる銘柄が多すぎると、どの口座が自分に合うのか判断しにくくなります。
XMでゼロ口座を追加で開設する方法
- XMの会員ページへアクセス
- 口座一覧の一番右へ
- 追加口座開設を選択
- プラットフォームと口座タイプを選択
- レバレッジと基本通貨を選択
- パスワードを設定
- ゼロ口座の開設完了
XMでゼロ口座を開設する手順は、すでにXM口座を持っているかどうかで異なります。すでにXM口座を持っている方は、会員ページの「追加口座開設」からゼロ口座を新しい口座として追加できます。
開設済みの口座タイプは後から変更できないため、ゼロ口座を使うには追加口座の開設が必要です。ボーナスを受け取っているスタンダード口座はそのまま残し、ゼロ口座を別に作って使い分けるのが現実的だと思います。
XMに登録すると最初に自動で作られる口座はスタンダード口座です。まだXMに登録していない方は、口座を作成してから、ゼロ口座を追加口座として開設しましょう。
ゼロ口座を追加で作成する手順
XMの会員ページからゼロ口座を開設する手順を7ステップに分けて解説します。
以下のボタンよりXMの会員ページ(マイページ)へログインします。
口座一覧の右上の矢印「>」ボタンをクリックして、一番右に移動します。

口座一覧の右の【追加口座開設】をタップしてください。

プラットフォーム(MT4かMT5)を選択し、口座タイプ(ゼロ口座)を選択します。

レバレッジと基本通貨を選択して、利用規約にチェックを入れたら、【続行する】をタップします。

- 基本通貨:USD/EUR/JPYから選択
- レバレッジ:1~500倍から選択
パスワードを設定したら、【完了】をタップします。

- 10~15文字でローマ字の大文字・小文字・数字・特殊文字を各1文字以上含める
- 利用できる特殊文字は「 #[]()@$&*!?|,.^/\+_- 」
ゼロ口座の追加開設が完了し、「口座番号・プラットフォーム・サーバー名」が表示されます。

登録メールにも、口座IDとサーバー情報が届くので、大切に保管しましょう
XMゼロ口座(ZERO口座)に関するよくある質問(FAQ)

XMゼロ口座に関するよくある質問と回答をまとめています。本記事で問題が解決されない場合には、XM公式サイトのサポートへお問い合わせください。

















