Exness(エクスネス)のレバレッジ無制限は、少ない証拠金で大きなポジションを建てられる仕組みです。
ただし、口座を開いてすぐ使えるわけではなく、10回以上の取引などの条件を満たして開放されます。残高が一定額を超えたり、重要な経済ニュースが出たときには、自動でレバレッジが下がる場面もあります。
つまり「無制限」とはいっても、いつでも無制限なわけではない、というのが正直なところです。実際に口座を使っている立場から、条件・やり方・制限の順にまとめました。
レバレッジ無制限とは|実質21億倍のレバレッジ
Exnessの無制限レバレッジは、ひとことで言えば「取引に必要な証拠金がほぼゼロになる」仕組みです。まずはどういうものか、そしてどんな魅力があるかを先に押さえておきましょう。
「無制限」とは実質21億倍のこと

レバレッジ無制限といっても、文字どおり無限なわけではなく、実際には最大21億倍まで設定されると言われています。一般的な海外FXは高くても1,000〜2,000倍程度なので、桁が違います。
ピンとこない数字ですが、要は「ほんのわずかな証拠金で大きなポジションを持てる」ということです。資金が数千円でも、条件さえ満たせば大きめの取引に挑戦できます。
資金が少ないうちから効率よく増やしたい人にとっては、これ以上ない武器になると思います。
| 有効証拠金 | 最大レバレッジ | ||
|---|---|---|---|
| 500倍 | 1000倍 | 無制限 | |
| 1,000円 | 0.03Lot | 0.06Lot | 131,250Lot |
| 5千円 | 0.16Lot | 0.31Lot | 656,250Lot |
| 1万円 | 0.31Lot | 0.63Lot | 1,312,500Lot |
| 10万円 | 3.13Lot | 6.25Lot | 13,125,000Lot |
ロスカット水準0%との相性が抜群
Exnessはロスカット水準が0%、つまり証拠金が0になるまでポジションを持ち続けられる仕組みです。これが無制限レバレッジと組み合わさると、かなり強力です。
必要証拠金を極限まで減らして多くのポジションを持ち、しかも残高が尽きるまで耐えられる。攻めと粘りを同時に取れるのが、この組み合わせの面白いところです。
なお、Exnessは口座残高を超える損失(追証)が出ない仕組みなので、どれだけレバレッジを上げても借金になる心配はありません。
対象はFX通貨ペアとゴールド・シルバー
レバレッジ無制限はどの銘柄でも効くわけではありません。対象はFXのメジャー・マイナー(クロス)通貨ペアと、貴金属のゴールド・シルバーに限られます。
| 銘柄 | 無制限レバレッジ |
|---|---|
| FXメジャー通貨ペア | 対象 |
| FXマイナー・クロス通貨ペア | 対象 |
| ゴールド XAU | 対象 |
| シルバー XAG | 対象 |
| 株式 | 対象外 |
| 仮想通貨 | 対象外 |
| 株価指数 | 対象外 |
| 原油 | 対象外 |
対象外の銘柄(株式や仮想通貨など)では、口座を無制限に設定していても、その銘柄ごとの通常レバレッジが適用されます。
レバレッジ無制限の開放条件|まず満たすべき3つ
無制限レバレッジは、口座を開いただけでは使えません。次の3つの条件を満たして、はじめて設定できるようになります。
レバレッジ無制限の開放条件は3つ
満たすべき条件は以下の3つです。
- 有効証拠金(残高に含み損益を反映した額)が5,000ドル未満であること
- リアル口座で10回以上の取引をすること(保留中の予約注文を除く)
- リアル口座で合計5ロット以上の取引をすること
取引の回数とロット数は、1つの口座だけでなく、保有している全リアル口座の合計でカウントされます。セント口座を使う場合は、5ロットの代わりに500セントロットが必要です。
期間の決まりはないので、自分のペースで満たせば大丈夫です。
最速で条件をクリアする裏ワザ
10回・5ロットと聞くと面倒に思えますが、実は1回のエントリーでまとめて達成する方法があります。
それが「0.5ロット×10ポジション」での取引です。0.5ロットのポジションを10個持って決済すれば、10回分の取引と合計5ロットの条件を一度に満たせます。
すぐに無制限を使いたいなら、この方法が一番手早いです。ただしポジションを10個同時に持つぶん値動きの影響も大きくなるので、値動きの小さい時間帯に、損切りラインを決めてから試すのが安心です。
レバレッジ無制限の設定方法を画像で解説
条件を満たしても自動的にレバレッジ無制限になるわけではありません。自分でレバレッジ設定を「1:無制限」に設定する必要があります。ここを知らずに「条件を満たしたのに2,000倍のまま」と悩む人が多いので、操作の流れを画像で見ていきましょう。
最大レバレッジの変更手順
設定はパーソナルエリア(会員ページ)から数分で終わります。手順は以下の通りです。
- Exness公式サイトを開き、サインインする
- 本取引口座」タブの【︙】より最大レバレッジの変更
- プルダウンから「1:無制限」を選ぶ
- 「続行」を押して確定する
「本取引口座」タブを選択し、該当口座の右側の【︙】よりメニューを表示させ、【最大レバレッジの変更】をタップします。


プルダウンから【1:無制限】を選択します。

レバレッジの欄が【1:無制限】に変わったことを確認し、【続行】をタップします。

設定が反映されると、その時点から無制限レバレッジで取引できます。条件さえ満たしていれば操作自体は一瞬です。
設定したレバレッジが正しく反映されているかは、口座情報の画面ですぐ確認できます。

レバレッジ無制限が制限される場面
設定したレバレッジ無制限は、いつでも効き続けるわけではありません。次の3つの場面では、無制限が自動で外れて、一時的にレバレッジが下がります。知らずに取引すると想定外の証拠金が必要になるので、ここは押さえておきましょう。
有効証拠金が5,000ドル以上になると下がる
無制限が使えるのは有効証拠金が5,000ドル未満のあいだだけです。利益が伸びて5,000ドル以上になると、残高に応じて段階的にレバレッジの上限が下がっていきます。
段階制限の内容は以下の通りです(Exness公式ヘルプ「レバレッジ」記載)。
| 有効証拠金 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| 〜4,999.99ドル | 無制限〜2,000倍 |
| 5,000〜29,999.99ドル | 2,000倍 |
| 30,000〜99,999.99ドル | 1,000倍 |
| 100,000ドル以上 | 500倍 |

Exnessではポジション保有中も出金や資金移動が可能です。無制限レバレッジを利用し続けたい場合は、有効証拠金が5,000ドルを超えないように調整しましょう。
重要な経済指標の発表前後は外れる
雇用統計や政策金利など、相場が大きく動く経済指標の発表前後(重要ニュースの15分前から90秒後まで)、関連する銘柄の最大レバレッジが制限されます。
レバレッジ制限の詳細は、毎朝9時にMT4/MT5メールボックスに届く、件名「The list of Instruments Affected by High Importance News」のメールで確認できます。

MT4/MT5でメールを確認する方法
MT4またはMT5を起動し、右下の【設定】を開いて【受信トレイ】をタップします。「The list of Instruments Affected by High Importance News」をタップして内容を確認しましょう。

取引時間や休憩時間でも制限される
市場の開場・閉場の前後でもレバレッジは制限されます。閉場の数時間前から開場の1時間後あたりまでが対象で、ゴールド・シルバーはこの時間がさらに長めに設定されています。
加えて、ゴールドには毎日の休憩時間(メンテナンス時間)があり、その前後も制限の対象です。週明けやニュース直後など、相場が荒れやすいタイミングほど無制限は効きにくいと考えておきましょう。
主な制限内容を以下にまとめました。
| HMRが適用される場面 | 主な対象銘柄 | 適用時間の目安 | HMR中の最大レバレッジ目安 |
|---|---|---|---|
| 重要な経済指標・ニュース発表前後 | FX通貨ペア | 発表前15分〜発表後90秒 | 最大200倍 |
| 重要な経済指標・ニュース発表前後 | ゴールド XAU | 発表前15分〜発表後90秒 | 200〜1,000倍 |
| 重要な経済指標・ニュース発表前後 | シルバー XAG | 発表前15分〜発表後90秒 | 50〜200倍 |
| 週末の市場クローズ前後 | FX・貴金属など | クローズ前約3時間〜再開後1時間 | 銘柄ごとのHMR上限が適用 |
| 日次の取引休憩前後 | ゴールド XAU | 休憩前30分〜再開後約10分 | 200〜1,000倍 |
| 日次の取引休憩前後 | シルバー XAG | 休憩前30分〜再開後約10分 | 50〜200倍 |
HMR(証拠金要求額が高くなる時間帯)の適用時間やレバレッジ制限は、銘柄や相場状況、取引環境によって変わる場合があります。実際のHMR情報は、Exnessのパーソナルエリア、Exness Tradeアプリ、経済指標カレンダーなどで確認してください。
レバレッジ無制限のメリット・デメリット
ここまでの内容をふまえて、レバレッジ無制限のメリットと、気をつけたいデメリットを整理します。
メリット:少ない資金で大きく狙える
最大の魅力は、必要証拠金がほぼゼロになることです。通常ならドル円1ロットに数千円〜数万円の証拠金が要りますが、無制限なら数円程度まで下がります。
浮いた証拠金でほかのポジションも持てるので、少ない元手でも一気にチャンスを取りにいけます。資金が小さいうちほど、この恩恵は大きいと感じます。
メリット:口座タイプを問わず使える
無制限は特定の口座だけの機能ではなく、条件さえ満たせばどの口座タイプでも設定できます。スタンダードでもプロでも、口座を作り直す必要はありません。
デメリット:ポジションを持ちすぎてロスカットが早くなる
裏を返すと、証拠金が少なくて済むぶん、ついポジションを持ちすぎてしまいます。多く持つほどわずかな逆行で損失が膨らみ、あっという間にロスカットされます。
たとえば有効証拠金1,000円で0.5ロットを持つと、数pipsの逆行で一発退場もあり得ます。ロットは抑えめにして、使えることと使い切ることは別だと考えるのが安全です。
デメリット:利益が伸びると無制限が外れる
これは魅力の裏返しでもあります。利益が出て有効証拠金が5,000ドル以上になると、無制限は自動で外れて段階的にレバレッジが下がります(くわしくは前章を参照)。
大きく増やしたい人ほど、どこかで無制限を卒業して通常レバレッジに移る前提で使うのが現実的だと思います。
Exness無制限レバレッジに関するよくある質問(FAQ)
最後に、Exness無制限レバレッジに関するよくある質問をご紹介します。







