- Exnessコピートレードの始め方
- プロバイダーの選び方と探し方
- フォロー開始方法と注意点
- コピー係数/損切/利確設定
- 損益や履歴確認/コピー終了方法
Exness(エクスネス)のコピートレードを実際に使いながら、「Exnessのコピートレードの始め方と使い方」を画面操作付きで詳しくまとめています。
Exnessコピートレードの始め方|事前準備と基本知識
まずは、Exnessのコピートレードをスムーズに始めるために、Exnessのコピートレードの基本知識と必要な事前準備をお伝えします。
Exnessのコピートレードとは
Exnessのコピートレードは、ストラテジープロバイダー(プロトレーダー)の取引を自動的に自分の口座で再現するサービスです。プロバイダーが注文を出すと、コピー係数に応じて同じタイミングで取引がコピーされ、決済も自動で行われます。
- プロバイダー:ストラテジー(戦略)を提供するトレーダー。利益が出たら成功報酬を獲得
- フォロワー(投資者):プロバイダーの取引戦略を自動コピーする投資者
- コピー係数:フォロワーとプロバイダーの資産額比率でコピーする取引量を自動計算
- 投資ウォレット(Investment wallet):資金管理ウォレット。ここから各戦略へ投資する
- 成功報酬:利益が出た場合にプロバイダーに支払う手数料(0〜50%)
コピートレードを始める前の事前準備
Exnessのコピートレードを利用するには、事前に口座開設と入金を済ませておく必要があります。
Exnessの口座開設と認証
コピートレードを利用するには、Exnessの口座開設が必要です。まだExnessの口座をお持ちでない方は、Exnessの公式サイトで口座開設を済ませましょう。

投資ウォレットへの入金
コピートレードを始める前に、投資ウォレット(Investment Wallet)に資金を入金しておきます。この投資ウォレットから各戦略へ投資する仕組みになっています。
入金方法については、Exnessの会員ページから各種支払いシステムを利用して入金できます。内部送金(Exnessの通常取引口座からの送金)も可能です。
初心者がコピートレードを試すのに必要な資金は500ドル程度あれば十分です。仕組みに慣れるまでは少額からスタートしましょう。
Exnessコピートレードの基本仕様
Exnessコピートレードの基本的な仕様を以下の表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(フォロワー) | 10ドル |
| 最小コピーロット | 0.0001ロット |
| 口座タイプ(プロバイダー) | Social Standard、Social Pro(MT4) |
| フォロワーの最低投資額 | プロバイダーが設定可能 |
| 戦略毎の総投資額上限 | 50万ドル(プロバイダー+全フォロワーの投資額) |
| 最大投資額 | プロバイダーごとに上限設定あり |
| フォロー手数料 | 成功報酬 0〜50%(プロバイダーが設定) |
| 決済サイクル | 1ヶ月(自然月、毎月最終金曜日UTC+0 23:50-23:59:59に終了) |
| 複数戦略のフォロー | 可能(それぞれ独立した投資として扱われる) |
| コピーモード | 自動計算(コピー係数) |
コピーできる最小ロットに注意
Exnessのコピートレードの最小コピーロットは0.0001ロットです。
コピー係数により取引量が自動的に計算されますが、計算結果が0.0001ロット未満の場合、その注文はコピーされません。
そのため、通常取引の最小ロットである0.01ロットまで完璧にコピーするには、コピー係数が0.01(プロバイダーの資金量の100分の1)以上必要です。
利用可能な口座タイプ
プロバイダーが戦略を作成できる口座タイプは以下の2種類です。
ソーシャルスタンダード口座(Social Standard)
- MT4プラットフォーム
- プロバイダー用の最低入金額:500ドル
- 通常のスタンダード口座と同様の取引条件
ソーシャルプロ口座(Social Pro)
- MT4プラットフォーム
- プロバイダー用の最低入金額:500ドル
- 戦略のアクティブ化には有効証拠金2,000ドルが必要
- 通常のプロ口座と同様の取引条件
フォロワーは特別な口座を開設する必要はなく、投資ウォレットへの入金だけで利用できます。
戦略毎の総投資額上限
1つの戦略の総投資額上限は50万ドルです。これは、プロバイダーの有効証拠金とすべてのフォロワーの投資額の合計です。
この上限に達した戦略は、新規のフォロワーを受け入れることができなくなります。
成功報酬は利益が出た場合に徴収
Exnessのコピートレードでは、フォロワーが利益を出した場合のみ成功報酬を支払います。
- 成功報酬率:0〜50%(プロバイダーが戦略作成時に設定)
- 支払いタイミング:決済サイクル終了時、または投資停止時
- 損失の場合:手数料なし
成功報酬はハイウォーターマーク方式で計算されるため、損失を回復しただけでは手数料は発生しません。前回の最高値を超えた利益にのみ課金されます。
コピートレードの基本的な流れ
Exnessのコピートレードは、以下の5ステップで利用します。
各種指標を参考にプロバイダーを選定します
プロバイダーの戦略を理解したら、投資額を決定しフォローを開始します
フォロー後は、プロバイダーの取引が自動的にあなたの口座に反映
フォロー後は資産ページで、損益確認、ストップロスの設定、投資額の調整などが可能です。必要に応じてフォローを停止します。

次章から実際のやり方を順番に解説していきます。
Exnessコピートレードのアクセス方法と画面構成
Exnessのコピートレードの全体を把握するために、画面構成と各画面でできる事を簡単に解説します。
Exnessコピートレーディングへのアクセス方法
Exnessのコピートレードは、公式サイトの会員エリア内にあります。

- Exness公式サイトにアクセスし、会員エリアにログイン
- 画面上部または左側メニューから「コピートレーディング」をクリック
- コピートレード専用ページが表示される
閲覧のみならコピートレードサイトへ直接アクセス
Exnessのコピートレード専用サイト(social-trading.exness.com)に直接アクセスすることもできます。このサイトではプロバイダーの戦略のみ閲覧が可能で、実際にフォローすることはできません。
コピートレード画面の構成
コピートレード専用ページは大きく分けて5つの主要タブで構成されます。
- 戦略を見つける(メイン画面)
- 戦略詳細ページ
- お気に入り
- 資産(投資の運用管理)
- 私のコピー戦略
1.メイン画面(戦略を見つける)
プロバイダーを検索する画面です。カテゴリーソートでプロバイダーを探すことができます。

2.戦略詳細ページ
フォローしたいプロバイダーの詳細情報を確認し、投資(フォロー)を開始する画面です。

3.お気に入り
お気に入りに追加した戦略を一覧で確認できる画面です。気になる戦略を保存しておき、後から比較検討する際に便利です。
4.資産(投資の運用管理)
フォロー中の投資状況を管理する画面です。各投資の損益や取引履歴の確認、投資額や損切り設定、フォローの停止、投資ウォレットの入金/出金が可能です。

5.私のコピー戦略
プロバイダー専用の画面です。自分が戦略を提供する場合に使用します。フォロワーとして利用する場合は使用しません。
戦略プロバイダーの探し方と指標の見方
Exnessのコピートレードで成功するには、適切なプロバイダーを選ぶことが最も重要です。このセクションでは、戦略の探し方と重要な指標の見方を解説します。
戦略プロバイダーを探す基本的な流れ
プロバイダー選びは、以下の3つのステップで進めます。
- ステップ1:戦略一覧で気になる戦略を見つける
- ステップ2:戦略詳細ページで細かな指標を確認する
- ステップ3:総合的に判断して投資先と投資額を決定する
メイン画面で確認できる情報
メイン画面(戦略の一覧)では様々なカテゴリーで戦略を探せます。カテゴリーには「最もコピーされたもの」「過去3ヶ月の最高利益率」「低手数料」などがあり、自分の投資スタイルに合わせて選択できます。

各戦略プロバイダーのカードに以下の情報が表示されます。
- 戦略名:プロバイダーが設定した名前です。
- リターン:累計リターン率がパーセンテージで表示されます。
- フォロワー数:現在この戦略をフォローしているフォロワーの人数が表示されます。
- 成功報酬率:利益に対する手数料の割合です(0~50%)
- お気に入り機能:星マークをタップすると「お気に入り」に保存できます。
戦略詳細ページの構成と指標の見方
各戦略プロバイダーのカードをタップすると、そのプロバイダーの戦略詳細ページにアクセスできます。この画面では、投資判断に必要なすべての情報を確認できます。

画面上部の基本情報

画面上部には戦略名、プロバイダー名、取引信頼性レベル、3つの主要指標が表示されます。
- 3ヶ月の利益:直近3ヶ月間の累計利益率です
- 最大ドローダウン:過去最大の損失率
- 投資を実行中のインベスター:現在のフォロワー数
タブメニュー
戦略詳細ページには4つのタブがあります。
- 概略:パフォーマンスグラフ、戦略の説明、取引商品、未決済注文が表示されます。
- 注文:取引履歴を確認できます。未決済ポジションと過去の決済済み注文を分けて表示。
- 戦略ニュース:プロバイダーからの投稿。取引戦略の説明などのメッセージを確認できます。
- 戦略プロバイダーについて:プロバイダーの詳細情報が表示されます。戦略の説明やトレーディングの信頼性レベルの内訳などを確認できます。
パフォーマンスグラフ
パフォーマンスグラフではリターンと有効証拠金の推移がグラフで表示されます。

期間選択タブで表示期間を選択可能、有効証拠金のグラフでは入金と出金の履歴も表示されます。
グラフが右肩上がりで安定している戦略が理想的です。急激な上昇と下落のあるグラフはリスクのある取引を行っている可能性があります。
投資条件
- 最低投資額:この戦略に投資するために必要な最低金額。
- パフォーマンス手数料:成功報酬率。利益に対する手数料の割合。
- 支払い周期:成功報酬を計算・支払うサイクル。
戦略について
- 作成日時:戦略が作成された日付です。運用期間を確認できます。
- レバレッジ:使用しているレバレッジが表示されます。
- 口座タイプ:MT5、Standardなど、使用している口座タイプです。
- 口座番号:戦略用の口座番号です。
取引金融商品
プロバイダーが取引している商品とその割合が表示されます。どの商品を中心に取引しているかを確認し、自分の投資方針と合っているか判断しましょう。
注文タブ(取引履歴)

戦略詳細ページの「注文」タブで、プロバイダーの取引履歴を詳しく確認できます。
発注中の注文では、現在どのようなポジションを保有しているか、複数ポジションを同時保有するスタイルか、含み損を抱えているポジションがあるか、含み損の大きさは許容範囲かなどを確認します。
決済済みの注文では、損切りをしっかり行っているか、大きな損失を放置していないか、危険な手法(ナンピンやマーチンゲール)ではないか、取引量の増減は適切か、勝率と損益比率のバランスを確認しましょう。
戦略ニュースタブ
プロバイダーからのメッセージが表示されます。エントリーのタイミングやトレードの根拠をリアルタイムで発信している方も多くいます。
戦略プロバイダー情報タブ

プロバイダーの基本情報やプロバイダー自身による戦略の説明文が表示されます。exnessが計測しているトレーディングの信頼性レベルとその推移も見る事ができます。
TRLスコアは過去12ヶ月間のパフォーマンスと取引活動に基づき、安全スコアとVaRスコアの平均値で計算されます。
- 安全スコア:プロバイダーがストップアウト(証拠金がゼロまたはマイナスになること)をどれだけ回避できたかを示します。スコアが低いほど、ストップアウトの発生頻度が高いことを意味します。
- VaRスコア:ドローダウン(ピークからトラフまでの損失)をどれだけ管理できたかを示します。VaRスコアが高いほど、最悪のシナリオでも投資家が失う資本の割合が少ないことを意味します。
重要指標の見方と判断基準
コピートレードの投資判断において、特に重要な指標について詳しく解説します。
運用期間
運用期間は、プロバイダーがその戦略を開始してからの経過期間です。
運用期間が短すぎる場合はデータが信用できません。短期間で高いリターンを出しても、それが持続可能かは予測不可能です。
少なくとも3ヶ月以上、できれば6ヶ月以上の安定した運用実績がある戦略を選ぶことをおすすめします。
収益率(リターン)
利益率は、プロバイダーの投資額に対してどれだけ資金が増減したかを%で表しており、数値が高いほど多くの利益を出しています。
利益率は高いほど良いですが、単純に利益率だけで判断するのは危険です。
短期間で異常に高い利益率(月間100%以上など)を出しているプロバイダーは、ハイリスクな取引をしている可能性があります。大きく負ける可能性もあるため最大ドローダウンやシャープレシオにも注目しましょう。
最大ドローダウン
最大ドローダウンは、資産が最高値から最も下落した時の下落幅を%で表した指標です。
「過去にどれだけ損失を出したか」を示す重要なリスク指標で、数値が低いほど低リスクで安定した運用といえます。
- 10%未満:非常に安定したリスク管理
- 10~20%:安定したリスク管理
- 20~30%:やや高めのリスク
- 30~50%:高リスク
- 50%以上:非常に高リスク(要注意)
成功報酬率
成功報酬率は、利益に対してプロバイダーに支払う手数料の割合です。成功報酬率が高すぎると、利益の大部分が手数料になってしまう点に注意してください。
- 低手数料:0~15%。コストを抑えたい場合に適しています。
- 標準手数料:16~30%。最も一般的な範囲です。バランスが取れています。
- 高手数料:31~50%。よほど優れた実績がない限り避けるべきです。
業界の平均では、10%から20%程度が平均です。低手数料でも良いプロバイダーはいますし、30%だと少し高いと感じます。
戦略プロバイダーの探し方|おすすめの方法
優良なプロバイダーを探すために私が確認している重要指標のポイントをお伝えします。
重視すべき指標の優先順位として、最大ドローダウン30%以下、TRLスコア(高いほど良い)、運用期間(90日以上)、取引回数(50回以上)、利益率(リスクに対するリターンのバランス)、リターングラフ(右肩上がりで安定しているか)、取引履歴(損切りをしっかり行っているか、大きな含み損は無いか)の順で確認します。
これらの基準をすべて満たす必要はありませんが、取引履歴の分析は特に重視すべきで、ナンピンやマーチンゲールなどの危険な手法を避ける必要があります。
当サイトではAIによるプロバイダー分析も行っていますので、以下も参考にしてください。

フォロー開始の手順と注意点
プロバイダーを選んだら、実際にフォローを開始します。このセクションでは、フォロー開始の具体的な手順を解説します。
フォロー開始前の注意点(確認事項)
取引量はコピー係数によって自動的に決定される
コピー後の取引量はコピー係数(あなたの投資額÷プロバイダーの有効証拠金)で自動計算されます。プロバイダーが1ロットの注文を開いた場合、コピー係数が2.0ならあなたの口座では2ロット、0.5なら0.5ロットでコピーされます。証拠金維持率がプロバイダーとほぼ同等になる仕組みです。
各投資で、投資額以上の損失は発生しない
各投資には自動的にネガティブバランス保護(ゼロカット)が適用されます。投資口座がマイナス残高になった場合でも、自動的に0にリセットされます。例えば、100ドルで投資を開始した場合、最大損失は100ドルまでです。
プロバイダーが既に保有しているポジションはコピーされない
フォロー開始後にプロバイダーが新しく開く注文のみがコピー対象となります。すでに含み益が出ているポジションは、あなたの口座にはコピーされません。
既存の投資に追加入金することはできません
一度フォローを開始した後で投資額を変更することはできません。投資額を増やしたい場合は、同じ戦略に対して新規投資を作成する必要があります。
個別のポジションを決済することはできない
プロバイダーの戦略を完全にコピーする仕組みのため、投資家が個別の取引を選んで決済することはできません。フォロー全体を停止することで、すべてのポジションが一括決済されます。
フォロー前の入金
フォローを開始する前に、投資ウォレット(Investment Wallet)に資金を入金しておきましょう。最低投資額は10ドルです。初心者の場合は500ドル以下の少額から試すことをおすすめします。
フォローのやり方|開始手順
プロバイダーを選んだら、実際にフォローを開始します。フォロー開始の手順は、exnessの会員ページとアプリで基本的に同じです。
以下のステップで進めます。
戦略一覧(メイン画面)から気になる戦略を選択し、戦略詳細ページを開きます。戦略の収益率、最大ドローダウン、TRLスコア、取引履歴などを十分に確認してください。
画面右側または下部の「投資を作成」セクションで、投資額を入力します。最低投資額と最高投資額の範囲が表示されるので、その範囲内で金額を設定します。

投資額を入力したら、黄色の「投資」ボタンをタップまたはクリックします。確認画面が表示されるので、内容を確認しもう一度、「投資」ボタンをタップまたはクリックすれば、フォローが開始されます。
フォロー開始後は、プロバイダーが新規に開く注文が自動的にあなたの口座でもコピーされます。
フォロー開始後の動作
フォローを開始すると、以下のようにコピーが実行されます。
フォロー開始後にプロバイダーが開く新規注文のみがコピーされます。フォロー開始時点でプロバイダーが既に保有しているポジションはコピーされません。
プロバイダーが新規注文を開くと、コピー係数に応じた取引量で同じ注文があなたの口座でも自動的に開かれます。プロバイダーが注文を決済すると、あなたの口座でも同じタイミングで決済されます。
また、フォロー開始後、すぐにストップロスとテイクプロフィットを設定することをおすすめします。
ストップロスとテイクプロフィットの詳しい設定方法については、後述しています。
コピー係数の仕組みと注意点
コピー係数とは、プロバイダーの取引をどれだけの規模でコピーするかを決定する倍率です。
Exnessのコピートレードでは、フォロワーとプロバイダーの有効証拠金の比率に基づいて、コピー係数が自動的に計算され、フォロワーの取引量が決定されます。
コピー係数は、注文ごとに個別に計算されます。各新規注文が開かれる直前の有効証拠金を使用して、その注文専用のコピー係数が決定されます。
コピー係数の計算式
コピー係数は以下の式で計算されます。
コピー係数(K)=フォロワーの純資産額÷プロバイダーの純資産額
プロバイダーの有効証拠金は、注文が開かれる直前の金額が使用されます。フォロワーの有効証拠金も、同じタイミングで計算されます。
計算されたコピー係数は、プロバイダーの注文量に掛け合わされて、フォロワーの注文量が決定されます。
フォロワーの注文量=プロバイダーの注文量×コピー係数
コピー係数の具体例
実際の数値を使って、コピー係数の計算を見てみましょう。
プロバイダーの有効証拠金が500ドル、フォロワーが1,000ドルで投資した場合を考えます。
コピー係数=1,000ドル÷500ドル=2.0
プロバイダーが2ロットの注文を開くと、フォロワーの口座では2ロット×2.0=4ロットでコピーされます。
コピー係数に関する注意点
最小ロットの制限
exnessのコピートレードは、フォロワー側の最低取引量が0.0001ロットです。そのためコピー係数を掛けた計算結果の取引量が0.0001ロット未満の場合、その注文はコピーされません。
プロバイダーの最低取引量(0.01ロット)を確実にコピーするには、プロバイダーの有効証拠金の100分の1以上の投資額を設定しましょう。
例えば、プロバイダーが1,000ドルの純資産で運用している場合、最低でも10ドル以上を投資額に設定することをおすすめします。
部分決済がコピーされないケース
プロバイダーが部分決済を行った場合、決済された割合が計算され、フォロワーの口座でも同じ割合で部分決済が実行されます。ただし、計算結果が0.0001ロット未満になる場合、その決済はコピーされません。
部分決済を確実にコピーしたい場合は、プロバイダーよりも十分な投資額を設定する必要があります。コピー係数が0.01以上あれば、ほとんどの部分決済が正確にコピーされます。
ストップロス・テイクプロフィットの設定方法
フォロー開始後は、リスク管理のためにストップロスとテイクプロフィットを設定することを強くおすすめします。このセクションでは、設定方法と注意点を解説します。
ストップロス・テイクプロフィットとは
ストップロス(決済逆指値)は、投資純資産額が設定した値まで下がったら自動的にフォローを停止する機能です。これ以上の損失を防ぐための重要なリスク管理ツールです。
テイクプロフィット(決済指値)は、投資純資産額が設定した値まで上がったら自動的にフォローを停止する機能です。目標利益に達したら確実に利益を確定させるための機能です。
どちらの設定も設定値に達すると、保有中のすべてのポジションが現在の市場価格で決済され、フォローが自動的に停止されます。
ストップロス・テイクプロフィットの設定手順
ストップロスとテイクプロフィットの設定は、コピートレーディングの「資産」タブ内で行います。
資産タブ内のフォロー中の戦略一覧から、ストップロスとテイクプロフィットを設定する戦略の運用管理画面にアクセスします。

ストップロスを設定する場合は「決済逆指値(S/L)を追加」をタップします。テイクプロフィットを設定する場合は「決済指値(T/P)を追加」をタップします。

USDまたは%のどちらかの制限方法を選択し、数値を入力後「追加」を押します。

設定例
USDで設定する場合:
- ストップロス:90 USDに設定 → 有効証拠金が90ドルまで下がったら自動停止
- テイクプロフィット:120 USDに設定 → 有効証拠金が120ドルまで上がったら自動停止
%で設定する場合:
- ストップロス:10%に設定 → 10%損失で自動停止
- テイクプロフィット:20%に設定 → 20%利益で自動停止
設定したストップロスやテイクプロフィットは、「編集」よりいつでも変更や削除可能です。
ストップロス、テイクプロフィット設定時の注意点
- ストップロスやテイクプロフィットに達すると、保有中のすべてのポジションが成行で決済されます。
- 判定は投資純資産額で行われます。現在の資産額ではなく、フォロー開始からの累計で計算されます。
- ストップロスを設定していても、急激な相場変動時にはスリッページが発生する可能性があります。設定した価格よりも不利な価格で決済される場合があることを理解しておきましょう。
投資純資産額とは、有効証拠金から手数料を差し引いた金額です。含み損益、手数料、配当をすべて考慮した実質的な残高です。
ストップロスとテイクプロフィットの判定も、この投資純資産額を基準に行われます。
おすすめのストップロスの設定方法
コピートレードではストップロスの設定は必須と考えてください。設定しない場合、証拠金維持率が極端に低くなるまで取引が継続され、大きな損失を被る可能性があります。
ストップロスの適切な設定値は、プロバイダーの最大ドローダウンを参考にするのがおすすめです。
例えば、最大ドローダウンが30%のプロバイダーをフォローする場合、未決済ポジションを含むそのプロバイダーの過去最大の損失が30%だったことを意味します。
この場合、ドローダウン30%以上の損失は想定外なので、ストップロスを30%で設定します。
テイクプロフィットは任意ですが、設定しておくと目標利益で確実に確定できます。
例えば、ストップロス20%、テイクプロフィット30%のように、有利なリスクリワード比を意識して運用することも可能です。
フォロー後の運用管理|損益確認、取引履歴、フォローの終了
フォロー開始後は、定期的に損益や保有ポジションを確認する必要があります。このセクションでは、フォロー状況の確認方法を解説します。
損益の確認方法
フォロー中の投資状況は、資産ページから確認できます。
「資産」タブの「実行中」を選択すると、現在フォロー中の投資一覧が表示されます。確認したい投資をタップすると戦略の運用管理画面が開きます。

戦略の運用管理画面では、以下の情報が確認できます。

- 投資ID:投資の固有識別番号
- 戦略名:フォローしているプロバイダーの戦略名
- 日時:フォロー開始日時
- 収支結果:利益からパフォーマンス手数料(成功報酬)を差し引いた実質的な損益
- リターン:投資額に対する収支結果の割合
- 有効証拠金:現在の投資口座の総資金額、投資額に含み損益を加え、手数料を差し引いた金額
取引履歴の確認方法
戦略の運用管理画面では、現在保有中のポジションや過去の取引履歴を確認可能です。より詳しい取引履歴を確認したい場合は、会員ページの取引履歴タブからも確認できます。
フォローの開始と停止、利益の出金、配当のコピーなどの履歴を確認できます。期間、タイプ、ステータス、口座でフィルターをかけて表示することも可能です。
フォローの終了(コピーを中止する)

フォローを終了する場合は、戦略の運用管理画面の「コピーを中止する」ボタンををタップまたはクリックします。
コピーを中止すると、その戦略で保有中のすべてのポジションが現在の市場価格で決済されます。個別のポジションのみを決済することはできません。
市場取引時間外の場合は、終了までしばらく時間がかかる場合があります。決済後、利益が出ている場合は、成功報酬が差し引かれた金額が投資ウォレットに戻ります。
自動停止するケース
以下の場合、フォローが自動的に停止されます。
- ストップロスまたはテイクプロフィットに到達した場合
- プロバイダーがストップアウトした場合は、7日以内にフォローが自動的に停止します。
複数のフォローを管理する
複数の戦略をフォローしている場合、それぞれの投資は完全に独立しています。
各フォローは独自のコピー係数を持ち、利益と手数料も個別に計算されます。他のフォローに影響を及ぼすことはありません。
同じ戦略を複数回フォローしている場合も、それぞれ独立した投資として管理されます。一方を停止しても、もう一方は継続されます。
Exnessコピートレードをやってみた感想
記事を書くにあたり、実際にExnessのコピートレードを試してみました。ここでは、その体験をもとに率直な感想をお伝えします。
以下の条件でコピートレードを開始
- 投資額:100 USD
- 投資期間:1日
- 選んだ戦略:Uzzi Gold Scalp
- 結果:+7.60 USD(リターン+7%)
プロバイダーの選び方
最大ドローダウンが小さいことを最優先にしました。大きな損失を避けることが、長期的な成功につながると考えたためです。
パフォーマンスグラフが右肩上がりであることも確認しました。急激な上昇と下落を繰り返す戦略ではなく、安定して利益を積み重ねている戦略を選びました。
ポジション保有期間が短い戦略を選びました。長時間ポジションを保有すると、予期せぬ相場変動のリスクにさらされます。コツコツと利益を確定していくスタイルの方が、安心して見ていられます。
取引履歴からプロバイダーのトレード傾向を読み取るのには自社のAIツールを利用しました。

実際に使ってみた感想

設定の簡単さに驚いた
想像以上に簡単に始められました。会員ページから戦略を選んで投資額を入力するだけで、わずか数分でフォローを開始できます。自動で取引量を調整してくれるので、コピートレードの初心者でも迷わず使えると感じました。
リアルタイムで監視できる
コピーされた取引がリアルタイムで表示され、取引後には履歴として残るため、プロバイダーがどのような取引をしているのか透明性が高いと感じました。
少額から始められる安心感
100ドルという少額から始められたことで、心理的なハードルが低く感じられました。大金を投じる前に、実際の動きを確認できるのは大きなメリットです。
1日で7.6%の利益が出た
フォロー開始から1日で7.6%の利益が出ました。0.0013ロットという小さな取引が複数回コピーされ、それぞれ数セントから数ドルの利益を積み重ねる形でした。スキャルピング戦略のため、取引は数分から数十分で決済され、含み損もすぐに損切りして、長時間抱える事もなかったので安心できました。
コピー係数の自動計算が便利
プロバイダーの有効証拠金と自分の投資額の割合で取引量が自動計算される仕組みがとても便利で、少額の投資でも完全にプロバイダーの戦略をコピーできます。0.0001ロットという最低取引ロットとの相性が良く、初心者におすすめできるシステムだと感じました。
使ってみて気づいたこと・アドバイス
実際に使ってみて気づいた重要なポイントをまとめます。
短期的な結果に惑わされない
1日で7.6%の利益が出ましたが、これは短期的な結果に過ぎません。今後、損失が出る日もあるでしょう。短期的な損益に一喜一憂せず、中長期的な視点で評価することが重要です。
ストップロスは必ず設定する
今回はテストのためドローダウンと同じ30%でストップロスを設定しましたが、リスクとリワードを考えて適切な損切幅を考えることも重要だと思います。
少額から始めて分散投資
今回は目についた一人の方をフォローしましたが、exnessのコピートレードには多くの方が登録しているので、一人の方に集中して投資するのではなく、分散投資をおすすめします。
定期的に確認し、こまめな利確を
調子のよかったプロバイダーが突然ほとんどの資金を失う事はコピートレードではよくあります。突然の破綻に巻き込まれないよう、定期的にパフォーマンスを確認し、利益を確定させる事を忘れないでください。フォロワー側もあらかじめ決めたルールに従って運用しましょう。

本格的にコピートレードの運用を開始したらまた記事にしていこうと思います
よくある質問と回答
Exnessのコピートレードに関して、よくある質問とその回答をまとめました。
これらの質問と回答が参考になれば幸いです。さらに詳しい情報が必要な場合は、Exnessの公式サポートに問い合わせしましょう。




