- ✅ 公式のXMアプリとMT4/MT5の違い
- ✅ 各アプリのメリット・デメリット
- ✅ 自分に合ったアプリの選び方
- ✅ 各アプリの実際の評判と使用感
- ✅ 実際にXMアプリを使用した感想
XM(XMTRADING)で取引する際のスマホアプリは、公式がリリースしているXMTradingアプリか、MetaQuotes社が提供するMT4アプリ・MT5アプリを選択して利用できます。本記事では、XMで利用できる3種類のスマホアプリの機能の違いや最適なアプリの選び方をレビュー解説します。
XMで使える3種類のスマホアプリ【基本情報】
XM(XMTRADING) では、以下の3種類のスマホアプリ が利用できます。
- 公式のXMアプリ(XMTradingアプリ)
XMTradingが提供するXM専用アプリ。取引だけでなく、口座開設や入出金などの口座管理も可能。 - MT4アプリ
MetaQuotes社が提供するMT4口座専用アプリ。XMだけでなく、複数の海外FX業者で利用可能。 - MT5アプリ
MetaQuotes社が提供するMT5口座専用アプリ。MT4の後継版で、より高機能な取引が可能。
まずは、それぞれのアプリの違いとメリット・デメリット を見ていきましょう。
XM公式アプリ(XMTradingアプリ)の特徴

- 公式のXMアプリ
- 新規口座/追加口座開設が可能
- 入出金や資金移動も可能
- 日本語ライブチャットに対応
- 92種類の豊富なインジケーター
公式のXMアプリ(XMTradingアプリ) は、XMTrading専用のスマホアプリで、MT4・MT5の両方の口座に対応、アプリを利用して取引を行うだけでなく、口座管理も可能です。
XM公式アプリの主な機能
- 口座開設
- 入出金
- 口座履歴の確認
- サポート問い合わせ
- 取引(MT4/MT5口座対応)
- デモ取引
- 各種取引設定
(オブジェクト/インジケーター/時間足等)
XMTradingアプリのメリット
XMTradingアプリは、取引に必要なすべての機能をスマホアプリ内で全て完結できるため、パソコンを持っていない方や、外出先で口座管理まで行いたい方におすすめです。
口座管理がアプリで完結
XMTradingアプリなら取引だけでなく口座開設や入出金など、すべてアプリ内で完結します。ブラウザ版の会員ページよりも見やすく、直感的に操作できます。
日本語ライブチャットに問い合わせ可能
アプリ上から日本語ライブチャットに直接問い合わせができるため、疑問点があればすぐに解決できます。
インジケーターが92種類と豊富
XMTradingアプリは92種類のインジケーターを搭載しており、MT4/MT5アプリ(30種類)の約3倍です。より詳細なテクニカル分析が可能になります。
XMTradingアプリのデメリット
XMTradingアプリはMT4/MT5アプリと比較すると以下のようなデメリットもあります。
XM専用アプリのため他業者では使えない
XMTradingアプリはXM専用のため、他の海外FX業者の口座では利用できません。複数業者を使い分けている場合は、MT4/MT5アプリの方が便利です。
縦画面ではチャート設定ができない
インジケーターやオブジェクトの設定は横画面でのみ可能です。縦画面では時間足の変更しかできないため、普段縦画面で操作する方には不便に感じるかもしれません。
オブジェクトが8種類と少ない
XM公式アプリは8種類のオブジェクトしか使えません。MT4/MT5アプリ(24種類)と比べると、ライン分析の選択肢が少なくなります。トレンドラインやフィボナッチなど基本のオブジェクトは揃っていますが、より高度な分析をする場合は物足りなさを感じると思います。
XM公式アプリの参考画面
口座管理(詳細)画面
XM公式アプリの詳細画面は口座管理のためのページで、以下の機能が利用できます。

- マイアカウント:
口座情報 - 認証の内容:
アカウント認証の状況 - 設定:
言語、パスワード、背景色、
ロット単位の変更 - 口座履歴:
取引履歴、手続き履歴 - プロモーション:
XM最新ボーナス情報 - 会員ページ:
ブラウザ版XM会員ページが表示 - 入金:
入金ページが表示 - 出金:
出金ページが表示 - MyWallet:
MyWalletページが表示 - 友人紹介:
友人紹介ページが表示 - お問い合わせ:
サポートへの問い合わせが可能 - ヘルプセンター:
公式サイトのヘルプページが表示

詳細画面はブラウザ版の会員メニューよりも見やすく、見たい項目もすぐに表示できます。
取引画面
XM公式アプリの取引情報は「気配値」「チャート」「銘柄」「注文」の4つの画面から確認できます。
現在の各銘柄の価格や口座情報が確認できます。
My Watchlistを作成すれば、任意の銘柄をいくつかのリストに分けることも可能です。
チャートを確認する場合は当ページの各銘柄名をタップし、チャート画面へ移動します。

チャートを確認する場合は当ページの各銘柄名をクリックしてチャート画面へ移動します。

MT4・MT5アプリよりも目的の銘柄を探しやすいですが、チャート画面がタブで用意されていないのは少し残念な点です。
MT4スマホアプリの特徴

MT4スマホアプリ は、MetaQuotes社が提供するMT4口座専用のアプリです。XMだけでなく、複数の海外FX業者で利用できます。
MT4アプリの主な機能
- MT4口座専用スマホアプリ
- 複数の海外FX業者に対応
- 24種類の豊富なオブジェクト
- チャートのカラー設定も可能
- アプリで見れる経済ニュース
- デモ取引
MT4アプリのメリット
- 複数業者の口座を一括管理できる
- オブジェクトが24種類と豊富
- 気配値表示をシンプル/詳細で切り替え可能
- 世界中で最も使われている安定性
MT4アプリはXM以外の海外FX業者でも利用可能です。一度口座を登録すれば、ワンタップで他業者の口座に切り替えられるため、複数業者を使い分けているトレーダーには非常に便利です。
24種類のオブジェクトが使えるため、ライン分析を多用するトレーダーに適しています。トレンドライン、フィボナッチ、チャンネルラインなど、PC版に近い環境でテクニカル分析ができます。
気配値画面はシンプルモードと詳細モードを切り替えられます。詳細モードではスプレッドや当日の高値・安値も確認できるため、状況に応じて使い分けられます。
MT4は世界中のトレーダーに使われているプラットフォームのため、操作方法やトラブルシューティングの情報が豊富です。困ったときにすぐに解決策が見つかります。
MT4アプリのデメリット
- 口座管理機能がない
- インジケーターが30種類と少ない
- EAは利用できない
MT4アプリは取引に特化した設計となっているため、口座管理機能は限定的です。入出金やサポートへの問い合わせは、別途ブラウザからXMの会員ページにアクセスする必要があります。
インジケーターの数は少なく、より高度なテクニカル分析を行いたい場合には制限を感じる可能性があります。
EA(自動売買)対応ではないため、PC版のMT4を使用する必要があります。
MT4アプリの参考画面
MT4アプリの取引画面は「気配値」「チャート」「トレード」「履歴」の4つの画面で確認できます。
現在の各銘柄の価格が確認できます。
画面はシンプルと詳細で切り替えることができ、詳細にするとスプレッドや当日の安値高値も確認できます。
また、気配値画面のリストに銘柄を追加したい場合は、このページから行えます。


気配値画面がシンプルモードだとXMTradingアプリと同じ項目、詳細モードだとMT5スマホアプリと同じ項目が一覧で確認できます。
MT5スマホアプリの特徴

MT5スマホアプリ は、MetaQuotes社が提供するMT5口座専用のアプリで、MT4の後継版として開発されました。
MT5アプリの主な機能
- MT5口座専用スマホアプリ
- 複数の海外FX業者に対応
- 縦画面でもワンタップ注文可能
- 24種類の豊富なオブジェクト
- 豊富な注文方式に対応
- デモ取引
MT5アプリのメリット
- 複数業者の口座を一括管理できる
- オブジェクトが24種類と豊富
- 時間足が21種類と多い
- 注文タイプが豊富
- 縦画面でもワンタップ注文が可能
MT5アプリは21種類の時間足が使えます(MT4は9種類)。より細かい時間軸でチャート分析ができるため、スキャルピングやデイトレードなど短期売買をするトレーダーに適しています。
気配値画面から直接ワンタップで注文できるため、素早いエントリーが可能です。
Buy Stop LimitとSell Stop Limitを含む6種類の注文タイプがあります。
MT5アプリのデメリット
- 口座管理機能がない
- インジケーターが30種類と少ない
- EAは利用不可
口座管理機能は限定的です。入出金やサポートへの問い合わせは、別途ブラウザからXMの会員ページにアクセスする必要があります。
インジケーターの数は少なく、より高度なテクニカル分析を行いたい場合には制限を感じる可能性があります。
EA(自動売買)対応ではないため、PC版のMT5を使用する必要があります。
MT5アプリの参考画面
MT5アプリの取引画面は「気配値」「チャート」「トレード」の3つの画面で確認できます。
現在の各銘柄の価格を確認できます。
チャートを表示しなくても気配値画面で銘柄名をタップすれば、注文画面へ移行できるのが他のアプリと異なる点です。


ワンタップ注文で気軽にエントリーでき、ストップリミット注文もできるのでより細かく設定して予約注文をすることができます。
3種類のXMアプリを徹底比較【一覧表】
3種類のXMスマホアプリ の違いを一覧表にまとめました。
| 項目 | XM アプリ | MT4 アプリ | MT5 アプリ |
|---|---|---|---|
| プラット フォーム | MT4/MT5口座 | MT4口座 | MT5口座 |
| 対応業者 | XMのみ | 各FX業者 | 各FX業者 |
| 取引 | |||
| 入出金 | |||
| 口座開設 | |||
| 問い 合わせ | |||
| 時間足 | 9種類 | 9種類 | 21種類 |
| インジ ケーター | 92種類 | 30種類 | 30種類 |
| オブ ジェクト | 8種類 | 24種類 | 24種類 |
| EA |
※現在、日本のApp Store・Google Playでは公式のXMTradingアプリのダウンロードが一時停止されています。
比較表から見る各アプリの特徴XM
XM公式アプリの特徴
XM公式アプリはMT4・MT5の両方の口座に対応しており、取引だけでなく口座管理も可能です。インジケーターが92種類と圧倒的に多いのが最大の特徴です。XM専用で使うなら最も便利なアプリと言えます。
MT4アプリの特徴
MT4アプリは複数の海外FX業者に対応しており、オブジェクトが24種類と豊富です。XM以外にも複数業者を使っている方に最適です。
MT5アプリの特徴
MT5アプリは時間足が21種類と最も多く、注文タイプも豊富です。縦画面でもワンタップ注文ができる利便性も魅力です。短期売買をメインにするトレーダーに最適です。

普段XM以外の海外FX業者も利用する方であれば、MT4・MT5アプリの方が便利かもしれません。
インジケーター・オブジェクトの対応状況
インジケーター対応状況
全てのアプリで共通して使えるインジケーターは17種類のみです。ただし、よく使われる人気のインジケーター(移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど)は全アプリ共通で搭載しています。
XM公式アプリは92種類のインジケーターが使えるため、より詳細なテクニカル分析が可能です。
全アプリ共通のインジケーター
トレンド系
- Average Directional Movemenct Index(ADX)
- Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)
- Moving Average(移動平均線)
- Parabolic SAR(パラボリック)
- Standard Deviation(標準偏差)
オシレーター系
- Average True Range
(アベレージ トゥルー レンジ) - Commodity Channel Index
(商品チャネル指数) - MACD(マックディー)
- Momentum(モメンタム)
- Relative Strength Index(RSI・相対力指数)
- Relative Vigor Index(RVI・相対活力指数)
- Williams’Percent Range
(ウィリアムズパーセントレンジ)
ボリューム系
- Accumulation/Distribution(蓄積/配信)
ビル・ウィリアムズ
- Accelerator Oscillator
(アクセレレーター・オシレーター) - Alligator(アリゲーター)
- Awesome Oscillator
(オーサム・オシレーター) - Gator Oscillator(ゲーター・オシレーター)
オブジェクト対応状況
MT4・MT5アプリは24種類のオブジェクトが使えるのに対し、XM公式アプリは8種類のみです。
基本的なトレンドライン、水平線、フィボナッチリトレースメントなどは全アプリで使えますが、より高度なライン分析をしたい場合はMT4/MT5アプリの方が適しています。
各XMアプリのオブジェクト一覧
| オブジェクト名 | XMアプリ | MT4/ MT5アプリ |
|---|---|---|
| 垂直線(縦線) [Vertical] | ||
| 水平線(横線) [Horizontal] | ||
| トレンドライン [Trendline] | ||
| アングルトレンド | ||
| サイクルライン | ||
| 矢印線 | ||
| 等距離 チャンネル | ||
| 標準偏差 チャンネル | ||
| 回帰チャンネル | ||
| アンドリュー ピッチフォーク | ||
| ギャンライン | ||
| ギャンファン | ||
| ギャングリッド | ||
| フィボナッチ リトレースメント [Retracement] | ||
| フィボナッチ タイムゾーン [Fibtimezone] | ||
| フィボナッチ ファン [Fibfan] | ||
| フィボナッチ アーク [Fibarc] | ||
| フィボナッチ チャンネル | ||
| フィボナッチ エクスパンション | ||
| エリオット推進波 | ||
| エリオット修正波 | ||
| 長方形 | ||
| 三角形 | ||
| 楕円形 [Ellipse] |
※英語名はXMTradingアプリでの表記名
XMで利用しているアプリのアンケート結果
TR-MATEで実施した匿名アンケートの結果、他の海外FX業者を利用している方も多く、MT4/MT5アプリを使っている人が多い傾向にあります。
複数業者を使い分けているトレーダーにとって、一つのアプリで複数口座を管理できるMT4/MT5アプリの利便性が評価されているようです。
【匿名アンケート】
各XMスマホアプリの評判と口コミ
どのXMアプリもアプリの紹介はとても魅力的な紹介をしていますが、「使い勝手が悪い・不具合がある・使えると思っていた機能がない」など、実際に使ってみないと分からないことがあります。
各XMアプリごとに「App store」「Google play」から評判をまとめたので、参考にしてください。
XMTradingアプリの評判
XMTradingアプリは、App Storeで4.6点と高評価、Google Playでは4.3点でした。
レビュー件数は合計で約8,500件あり、その内の多くが5点満点でしたが、いくつかの機能的な面での不満も見受けられました。
- 横画面でしかチャート設定できない
- 初心者でも分かりやすい
- たまに重い
- 携帯一つでトレードできる
インジケーターの挿入など、チャートを設定するには、横画面にする必要があるので、縦画面での利用に慣れている場合は多少不便でしょう。
一部のユーザーには使いやすく、高く評価されていますが、インジケーターの使い勝手に関しては多くの改善が求められています。特に、スマホでのインジケーター表示やカスタマイズの問題は、多くのユーザーにとって重要な要素であり、これらが改善されれば、アプリの評価はさらに高くなると考えられます。
MT4スマホアプリの評判
MT4アプリは、App Storeで4.6点、Google Playで4.3の高評価を得ています。
合計で約100万件も評判があり、星4を超える評価なので、かなり多くの人がMT4アプリに満足しているであろうことが分かります。
- シンプルで使いやすい
- 画面が見やすく、使いやすい
- 一括決済がないのが不便
- PCで使えるツールが使えない
MT4は、取引プラットフォームとして高く評価されており、特にその使いやすさや信頼性が強調されています。
一方、カスタマイズ機能や不具合への対応、操作の簡便化に関してはさらなる改善が望まれており、特にTP・LCの設定や画面操作の利便性向上が求められています。
MT5スマホアプリの評判
MT5アプリは、XMTtradingアプリやMT4アプリとほぼ変わらない高い点数を獲得しています。
60万件以上の口コミがあり、MT4アプリ程ではないですが、かなり多くの口コミがあります。
ここ最近の評価のみで言えば、MT5スマホアプリが最も高評価が多い印象を受けました。
- MT4から乗り換えたが使いやすい
- 縦画面でもワンタップ注文できるのが便利
- 意図せずラインが動いてしまう
- 国内FXでは対応している業者が少ない
MT5は、特にその多彩なインジケーターやシンプルな操作性が評価されています。特にフィボナッチや等距離チャンネルのような、世界標準で使用されているインジケーターが揃っている点がトレーダーにとって大きな魅力となっています。
一方、UIの改善やバグ修正に関する要望が強く、時代遅れと感じるユーザーも多いことがわかります。
実際にXMアプリ3種類を使ってみた感想
普段はMT4・MT5アプリを使っています。アプリを入れてからは外出先でも室内でもスマホでトレードするようになりました。
MT5の一括決済機能は便利で、複数ポジションをまとめて決済したいときに重宝します。MT4かMT5かは、どちらの口座を持っているかで決まりますが、一括決済を使いたいならMT5口座を選ぶのも一つの手です。
一方で不満点はチャートの見づらさです。スマホの画面サイズでは全体を把握しにくく、2つのチャートを同時に表示することもできません。エントリー自体に不自由は感じませんが、じっくり分析したいときはやはりPCの大画面が欲しくなります。
入出金や口座管理はブラウザのXM会員ページで行っており、特に不便は感じていません。XM公式アプリは日本では一時停止中ですが、規制の関係であれば再開は難しいかもしれません。現状ではMT4・MT5アプリで十分対応できています。


























